インタビュー
INTERVIEW

スタイリスト:齊藤由夏さん

美容師として働き始めてからは今が一番楽しいです

Riganuts from arrows
現在はどのようなお仕事の仕方をされていますか?

週に二日間は赤羽の美容室で業務委託スタイリストとして働きながら、それ以外の日は予約が入った日に、北区王子にあるRiganuts from arrowsで面貸しさせていただいています。ヘアメイクのお仕事が入った場合は出張することもあります。

フリーのスタイリストとして活動することになったきっかけは何でしょうか?

バンクーバーのサロンで働くことになったことがきっかけですね。

向こうではコミッション制(完全歩合制)で、基本的には最初から最後までほとんどのことを自分一人で担当するスタイルでした。
日本のサロンで働いていた時よりもやることが増える分大変ではあったのですが、最初から最後までお客様を担当できるやり方がとても自分に合っていて、すごくやりがいを感じていました。
待遇面ではコミッションのパーセンテージが高かったので、自分で頑張った分がちゃんと結果として返ってくるのも魅力でした。

海外ではコミッション制が主流のようですね。日本に戻ってからはどうされましたか?

出発前に勤務していた元のサロンのオーナーに「バンクーバーの時のように完全歩合制で働きたい」と相談したところ、快く受け入れていただけたので、そこからしばらくは同じサロンで勤務していました。その後退社して、フリーで働くことになりました。

面貸しのことはどうやって知りましたか?

サロンを辞めてフリーで働く方法を考えていた時に「面貸し」という言葉を知りました。
当時はまだ同じような働き方をするスタイリストの方があまりいなくて、今のようにメジャーな言葉ではなかったので、お客様に説明するのがちょっと難しかったですね。

面貸しの良い点は何でしょう?

良い点は自分のやり方や方針をすぐに実行できることです。そして結果がダイレクトに自分に返ってくることですね。もちろん良いことも悪いこともです。
それと、立場的には個人事業なので会社経営をしなくていいという点が非常に大きいです。自分以上の責任がないのでとても気楽です。

あと、余計なストレスがなくなったので仕事がとても楽しくなりました。美容師として働き始めてからは今が一番楽しいです。

逆に難しい点は?

レンタルするサロン内の他のスタッフとの距離感を縮めるのがとても難しいですね。特にサロンと自分のやり方がマッチしていない時はとても肩身のせまい思いをします。

あとは、周りに切磋琢磨する相手がいないので油断するとすぐにスキルが落ちてきます。常に新しい技術やトレンドを取り入れる努力や勉強は欠かすことができません。

NEXT:一番気を使うポイントはサロンの「場所」

齊藤 由夏
齊藤 由夏さん

日本美容専門学校卒業。美容師免許取得後、東京都内の美容室での勤務を経て、2009年に単身で渡加。バンクーバーの美容室で勤務し、2010年に帰国後、Riganuts from arrowsを中心に北区周辺の美容室にてフリーランスのスタイリストとして活動中。サロンワーク以外にも着付け、メイク、ブライダルも手掛けている。

取材協力

Riganuts from arrows
Riganuts from arrows

東京都北区王子1-19-1
秀喜ビル2F
03-6903-0840
http://www.riganuts.com/oji/

※現在、面貸しの募集は行っておりません。