インタビュー
INTERVIEW

スタイリスト:齊藤由夏さん

毎日の積み重ねが大事

Riganuts from arrows
1日の時間の使い方を教えてください。

大体いつも自分の予約の2〜30分前にサロンに入って準備をします。次の予約まで空き時間があれば外に出ることもあります。
その日の予約が終了したら帰宅します。大体20時前後には自宅にいますね。
暇な時は仕事を休みにして、材料屋さんに足を運んだり、近くのカフェで事務作業をしたりなど、自由な時間を過ごしています。

スケジュールやカルテはどうやって管理していますか?

全てスマートフォンで管理しています。カルテ用のアプリなど便利な機能がたくさんありますのでかなり重宝しています。

売り上げ管理やサロンの利用料の精算はどうしていますか?

お客様が現金でお支払いされる場合は、私個人がまずは料金をお預かりします。
あらかじめサロンとは分配率を決めてありますので、伝票と一緒に差額の利用料をサロンに支払っています。
売り上げは自己申告制なので、ここだけはサロンとの信頼関係が必要な部分ですね。一応、伝票を切っているので、後で見せることができるようにはしています。
お客様がクレジットカードでお支払いされる場合は、サロン側のレジでお支払いいただいています。
そうするとサロン側に買い掛け金が発生しますので、現金精算側の私からのお支払い額を相殺する形にしてもらっています。

材料費やその他の経費はどうされていますか?

全て利用料の中で込みにしてもらっています。シャンプーを何ml使ったからいくらとか現実問題として計算しにくいですし、管理をするのもとても大変です。もちろん無駄な量を使うことはありません。
最初の契約の段階できちんとサロン側と話しておくべきことの一つですね。

その他の契約条件はどうでしょうか。

メニュー単価はサロンの値段に合わせています。備品や設備の使用もサロンのルールに従っています。ヘッドスパなどの予約が必要な設備は、サロンの予約を優先してもらっています。
あと、私のお客様からサロンに電話がかかってくることはないので、サロンの電話は基本的に出ることはありません。掃除は最低でも自分が使用した範囲は行っています。
ただ、契約の内容にはないんですけど、サロン自体が忙しい時はできる範囲でちょっとお手伝いをすることもあります。逆にサロンのスタッフも手伝ってくれることがあるので、立場はそれぞれありますけれどお互いにできる範囲で助けあっています。

これから面貸しを利用して独立することに悩んでいるスタイリストの方にアドバイスをするならばどんなことでしょうか?

面貸しに限らず、今の勤務先で自分を指名してもらえる固定客を増やすことができないうちは難しいと思います。
店舗を出すわけではないので、新規でお客様を増やしていかなければいけない人は面貸しのスタイルでは厳しいのではないでしょうか。
特に都内であれば1か月に最低でも100名の指名は必要だと思います。
私がこれならフリーでもやっていけるなと確信したのは、前の勤務先で月に平均200名の指名をもらえるようになった時でした。

すごい数字ですね。どうやったらそんなに指名がもらえるのでしょうか。

そんなに難しいことではないと思います。
コツコツ地道に頑張ることだけです。固定客を増やすためには技術面、接客面でレベルを上げなくてはいけませんが、どちらも急に良くなることはありません。
本当に毎日の積み重ねが大事だと思います。

最後に齊藤さんの今後の目標を教えてください。

いつかは自分のサロンをオープンできたらいいなと思っていますけど、今はとにかく目の前のお客様を大事にしていきながら、自分の生活スタイルに合わせた働き方を満喫していこうと思っています。

齊藤 由夏
齊藤 由夏さん

日本美容専門学校卒業。美容師免許取得後、東京都内の美容室での勤務を経て、2009年に単身で渡加。バンクーバーの美容室で勤務し、2010年に帰国後、Riganuts from arrowsを中心に北区周辺の美容室にてフリーランスのスタイリストとして活動中。サロンワーク以外にも着付け、メイク、ブライダルも手掛けている。

取材協力

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※現在、面貸しの募集は行っておりません。